アレンジレシピ
RECIPE

妊活レシピ | 岡田明子先生 |

〈 冬野菜の蒸し煮 ザクロ酢かけ 〉

<材料>2人分
豚バラ肉(薄切り)・・・150g
塩、こしょう・・・各少々
ブロッコリー・・・1/2房
白菜・・・1/8株
ネギ・・・1/2本
ミニトマト・・・3個
酒・・・大さじ1
水・・・大さじ1
白だし・・・大さじ2

<つけダレ>2人分
ザクロのしずく・・・大さじ2
めんつゆ(濃縮タイプ)・・・大さじ2
水・・・大さじ4
青ネギ(刻み)、すりごま・・・お好みで適量

  1. ブロッコリーは小房に切り、白菜は2cm幅のざく切り、ネギは薄く斜め切りミニトマトは半分に切る。
  2. 深めのフライパンにブロッコリーと白菜を入れ、その上に、塩、こしょうをした豚バラ肉を並べる。
  3. 酒、水、白だしを入れフタをして12分程材料に火が通るまで蒸す。
  4. 一度全体をかき混ぜて、ミニトマトとネギを加えフタをして5分蒸したら器に盛る。
  5. つけダレの材料を混ぜ合わせ、つけていただく。
ここがポイント!
蒸し煮にすることで、栄養や旨みを逃さず調理することができます。 冬野菜を活用して妊活につなげていきましょう。
妊活中におすすめの冬野菜

■冬野菜で妊活

冬になると、寒さから体が冷え活動量も落ちるため体重増加も気になるところです。
そんな冬は、冬野菜を活用して温かい食べ物を食べ、体の内から温めることが妊娠にも良い影響を与えます。そこで今回は、妊活中におすすめの冬野菜をご紹介いたします。


■おすすめの冬野菜ベスト3


<ブロッコリー>

最近では年中見かけるブロッコリーですが、冬が旬で美味しさもピークを迎えます。
ブロッコリーは、主な野菜や果物の中でもビタミンC、ビタミンB1、B2、葉酸の100g当たりの含有量はダントツの1位です。そして妊活に役立つ、抗酸化作用が高いフィトケミカルはなんと200種類以上含むと言われています。

しかし、ブロッコリーには大きな弱点があります。それは「鮮度」です。保存方法によっては、ビタミン量がどんどん失われてしまうというデータも。では、どのようにブロッコリーを保存するとよいのでしょうか?

ブロッコリーは、0°Cに近い温度で保存することで栄養が損なわれないと言われています。冷蔵庫で0°Cに最も近い場所は、肉や魚を入れておくところです。乾燥を防ぐためポリ袋に入れて保存することも忘れずに!また、房の部分だけではなく、茎の部分にも栄養が多く含まれているので残さず全て使い切りましょう。


<白菜>

白菜は、お浸しやお鍋など様々な料理に活用できる野菜です。白菜は、ビタミンCが多く含まれているので妊活中にストレスを感じやすい方にはおすすめです。
ストレスを感じるとビタミンCがドンドン消費されますので普段の食事で補っていくことが大切です。また、ビタミンCは免疫力を高め風邪予防にも役立つので、冬に体調を崩しやすい方は積極的に摂り入れていきましょう。芯に近い部分は、うまみ成分のグルタミン酸が多く含まれているので、煮物やお鍋に活用していきましょう。


<ネギ>

ネギの辛み成分は硫化アリルによるもので、この硫化アリルは抗酸化作用を持ち免疫を高めてくれます。
また豚肉に含まれるビタミンB1と一緒に摂ることで疲労回復に役立つので疲れがたまりやすい方は、豚とネギを合わせた炒め物やお鍋にして摂り入れていきましょう。緑色の部分は、β―カロテンやビタミンCも豊富に含まれているので残さず使い切りましょう。みじん切りにして常備しておくと、すぐに使えて便利ですよ。

 

◆コラム執筆
管理栄養士:岡田明子先生(Akiko Okada)

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