アレンジレシピ
RECIPE

季節の養生レシピ | 五十嵐和恵先生 |

〈 ホッ!とザクロ 〉

☆熱湯…150cc
☆ザクロのしずく…大さじ1
☆はちみつ…大さじ1
☆リンゴ酢…小さじ1/2

  1. ザクロのしずくとはちみつ、リンゴ酢を入れたカップに熱湯を注ぎよく混ぜる。
ここがポイント!
※ はちみつとリンゴ酢の量は、お好みで調整してください。 ※ はちみつは消化吸収力を高め、胃痛、腹痛、食欲不振などの解消にも有効。1歳未満は禁忌。
1月の養生 ~ ぽかぽかな身体で健やかな一年を

新年のご挨拶

新しい年がスタートしました。
昨年は5月から11月まで続いた夏日。

昔とはすっかり変わってしまった気候に、益々自分で体調管理をすることの大切さを感じます。

2024年が皆様にとって素敵な一年でありますように。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。


ぽかぽかな身体で健やかな一年を

お正月が終わると、胃腸は思っている以上に疲れているもの。
疲れを回復させようとどんなに栄養があるものを摂っても、体が冷えて消化吸収力が弱まり、栄養が全身に循環しなければ本末転倒です。

理想の体温は36.5℃~37.0℃
しかし、筋肉量の低下や過度なストレス、入浴せずシャワーですます生活などの要因から、体温が36.0℃以下の人が増えているそう。

人間の体温は1℃下がると、免疫力を司る白血球の働きは30%以上ダウン
逆に1℃上がると5~6倍の働きをすると言われています。

また、体温は低くないのに体全体が冷えたり、手足やおなかなど体の一部が冷えたりする冷え性の人も増加。

低体温や冷え性で血流が悪くなると、さまざまな症状や病気につながります。

寒さ厳しい今、暖房や衣服などで体の外側から温めるだけでなく、入浴で体の芯まで温めるなど体の内側から温めることが必要。

食生活では、体温より温度の低いものを控えることはもちろんのこと、温める働きのある食材を摂ることが大切です。

食材にはそれぞれに性質や効能があります。果物は体を冷やすイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、ザクロは体を温める働きがある食べ物。寒い季節も安心です。今回はこの性質を活かした飲み方をご紹介いたします。

血流を良くすることを大切にしている私は、一年中温かいものを飲みます。

お気に入りは、お湯で割った熱々のザクロのしずくに、ザクロ同様体を温める働きのあるリンゴ酢を少量。
口やのどの渇きを抑える働きもあるザクロ

冬の乾燥対策として、同じく潤い効果のあるはちみつをプラス。

さわやかな香りとやさしい甘みにホッ!と癒やされる飲み方。

ぽかぽかな身体でどうぞ健やかな一年をお過ごしください。

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