季節の養生レシピ |
五十嵐和恵先生 |
〈
ザクロガスパッチョ 〉
【レシピ】
ザクロガスパッチョ(2人分)/ 所要時間:調理のみで約10分
〈材料〉
☆完熟トマト…中2コ
☆キュウリ…1/2本
☆ピーマン…1/2コ
☆玉ねぎ…1/8コ
☆食パン(6枚切り・耳なし)…1/2枚
☆ザクロのしずく…大さじ2
☆オリーブオイル…大さじ1.5
☆塩…小さじ1/2
-
トッピング用に野菜を小さい角切りにする。残りの野菜はざく切りにする。
-
食パンは一口大にちぎってボウルに入れ、上に①のざく切りにした野菜をのせ、野菜の水分でパンをふやかす。
-
ミキサーに②、ザクロのしずく、オリーブオイル、塩を入れ攪拌。なめらかになったらできあがり。
-
③をボウルに入れ、冷蔵庫で冷やす。
-
スープが落ち着いたら、器に注ぎ入れトッピングをのせたら完成。ここではオリーブオイル(分量外)をかけました。

ここがポイント!
※ミキサーで攪拌させると気泡が発生。一旦冷蔵庫で冷やすことで落ち着き、野菜の青臭さも減り飲みやすくなります。
※私は具材の食感が好きなのでそのままですが、舌触りが気になる場合は攪拌した後ざるで濾して下さい。
8月の養生 ~ 残暑対策 ~
暦の上では秋到来
8月7日は立秋。暦の上では秋になります。お盆休みもある8月は暑さによる疲れもたまりだらりとしたいとき。
少しゆったりして夏の疲れをとりながら、本格的な秋へと備えましょう。
暑さによる疲れの回復
汗の材料は血液。汗をかくと体内から水分だけでなくミネラルも排出。
疲労回復のためには十分な栄養が必要です。火と湯気で温度が上がりやすい台所。調理法や調理器具を工夫しながら料理しましょう。ポイントを2つお伝えします。
①料理の温度と栄養のバランスに気をつける
暑い夏の定番といえばそうめんですが、そうめんだけでは不十分。疲れがとれるどころか、冷たい麺で胃腸が冷え消化器の働きが悪くなったり、栄養不足でより元気がなくなったり。
ねぎ・しょうが・しそなどは体を温める働きがあるので薬味をたっぷり添えたり、タンパク質やビタミン・ミネラルが摂れる温かいおかずを一緒に
食べたり、麺だけにならないよう気をつけましょう。
②夏野菜から水分と栄養をとる
夏野菜は暑い時季を生きるエネルギーの塊。
生で食べられるトマトとキュウリは水分と栄養補給にピッタリです。二つとも体の余分な熱を冷ます働きがあります。トマトの赤はリコピンという色素成分。強い日差しから守ってくれる抗酸化作用があり、加熱調理にも強いです。キュウリはカリウムとビタミンCが豊富。汗にはカリウムも含まれるので、しっかり摂りたいミネラル。ビタミンCはリコピン同様紫外線ダメージから肌を守る働きが。加熱に弱いので、生がおすすめです。
まだまだ残暑は続きます。食だけでなく質のよい睡眠も大事にし、8月のうちに意識して疲労回復に務めましょう。
今回のアレンジレシピはスペイン南部が発祥とされるガスパッチョ。火を使わずに作ることができるトマトをベースにした冷製スープです。ザクロのしずくを使うことで深みのある味になります。とろみをつけるためにパンを入れるので、これだけで栄養食。私はスイカも入れたり、ジュース代わりに飲んだり、パンの代わりにごはんでとろみをつけたり、そうめんの麺つゆ代わりに使ったり、コンソメを入れ温めてポタージュスープにしたり、いろいろと利用しています。
ぜひ皆さまも自分好みの味を見つけてお楽しみ下さい。