アレンジレシピ
RECIPE

季節の養生レシピ | 五十嵐和恵先生 |

〈 手羽元ときのこのザクロ赤ワイン煮 〉

手羽元ときのこのザクロ赤ワイン煮(2人分)

〈材料〉
☆手羽元…6本
☆玉ねぎ…中1コ
☆天日干ししたお好みのきのこ…適量
☆おろしにんにく…小さじ1
☆おろししょうが…小さじ1
☆赤ワイン…約200ml
☆ザクロのしずく…約50ml
☆塩…適量
☆コショウ…適量
☆カレー粉…小さじ1
☆オリーブオイル…適量
☆バター…大さじ1

  1. 玉ねぎは縦半分に切り薄切りに。手羽元は塩コショウ・カレー粉で下味をつけておく。
  2. フライパンにオリーブオイルを入れ、手羽元の表面に焦げ目がつくまで焼き、一度取り出す。
  3. ②のフライパンのよごれをキッチンペーパーで拭きオリーブオイルを入れ、おろしにんにくとおろししょうがを炒める。香りがたったら、玉ねぎと塩を加えて炒める。
  4. 玉ねぎがしんなりしたらその上に②の手羽元を並べ、ひたひたになるように赤ワインとザクロのしずくを入れ、蓋をして弱火で煮込む。
  5. 手羽元がやわらかくなったらバターときのこを入れ、塩コショウで味を整える。
  6. ソースが煮詰まってきたらできあがり。ここでは、パセリを飾りました。
ここがポイント!
※煮詰まって焦げないように注意。
11月の養生 ~ 免疫力アップ ~

冬☆2025117日~202623

11月7日は二十四節気の立冬。本格的な冬に向け日に日に寒くなってゆきます。体温が1℃下がると約30%低下すると言われる免疫力。今月は細菌やウイルスに負けないよう、免疫力をアップする方法についてお伝えします。

 

体を温めて免疫力アップ

寒い時期は暖房や洋服などで体を外から温めることは大切ですが、何より食事で体の中から温めることが重要。体を温める働きのある食材は、かぼちゃ、玉ねぎ、にら、鶏肉、羊肉、エビ、鮭、アジ、イワシ、もち米、くるみ、栗、松の実、ねぎ、しょうが、にんにく、八角、山椒、シナモン、唐辛子、コショウ、黒酢、黒砂糖、紅茶、ジャスミンティーなど。そして、ザクロも。積極的に摂りましょう。

 

ビタミンDで免疫力アップ

免疫機能を調整するために必要な栄養素はビタミンD腸でカルシウムの吸収を促進する働きもあります。骨のためにとカルシウムを意識して摂っても、ビタミンDが不足していれば十分に吸収されません。

ビタミンDは日光にあたることによって体内で生成することができる唯一のビタミンですが、日照時間の少ない寒い時期は食事から摂取することが必要。魚類やきのこ類に多く含まれています。きのこ類は紫外線に当てるとビタミンDが増加。長い時間でなく2~3時間でよいので、天日で干してから使いましょう。干ししいたけも同様にすると効果が期待できます。

 

東洋医学では、冬は老化が進み骨も弱まりやすくなると考えられています。骨やスジのついた肉は骨を養うので、今月のアレンジレシピは手羽元を使い、天日干しにしたきのこと共に赤ワインとザクロのしずくで煮ました。鶏肉、玉ねぎ、にんにく、しょうが、コショウ、赤ワイン、そしてザクロのしずくは体を温める働きがある食材。下味をしっかりとつけることがおいしさのポイントです。お好みのきのこを使ってぜひお楽しみください。

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