アレンジレシピ
RECIPE

季節の養生レシピ | 五十嵐和恵先生 |

〈 ポークソテー☆いちじくとぶどうのザクロソース・ローズマリー風味 〉

●ポークソテー☆いちじくとぶどうのザクロソース・ローズマリー風味(2人分)

☆豚肉         250g
☆米粉(薄力粉)     適量
☆塩こしょう      適量
☆オリーブオイル    適量

ソース
☆いちじく       2コ
☆ぶどう        適量
☆ローズマリー     適量
☆白ワイン       50ml
☆ザクロのしずく    大さじ2
☆バター        10g

  1. いちじくとぶどうを適当な大きさに切り白ワインと共に小鍋に入れ、中火で煮立たせアルコール分をとばす。
  2. アクがでてきたらアクをとり、ザクロのしずくとローズマリーを加えてとろみが付くまで煮詰め、仕上げにバターを入れる。
  3. 豚肉は塩こしょうでしっかり下味をつけ、米粉(薄力粉)をまぶしてはたく。
  4. ③をフライパンに入れ両面を焼く。
  5. 豚肉が焼きあがったら皿に盛り、②のソースをかけたらできあがり。
ここがポイント!
さわやかな香りのローズマリーがおいしさを一層引き立ててくれます。
10月の養生 ~乾燥対策~

秋☆87日~116

立秋を迎えたときはまだまだ暑さ真っ盛り。
ようやく暑さも落ち着き、本格的な秋になりました。

湿気の多い梅雨・夏から乾燥した秋・冬へ、気候は大きく変化。

乾燥した空気が鼻や口から体内に入ると、体内の潤いがなくなります。
のどの痛み・せき・たん・声がれ・のどや鼻の渇きなど呼吸器の不調につながります。
風もよく吹く秋は、乾燥を予防することがなにより大切です。


「潤い」が大切

体の外側にあるお肌や髪の毛が乾燥しているとき、皆さまはどうされますか?
油分の多いクリームなどで保湿をすることでしょう。

同じように、体の内側にも保湿が必要です。
「潤い」を与えてくれる食材を積極的にとり、乾燥から体を守りましょう

 

白い食材

東洋医学では白い食材には体を潤す働きのものが多くある、と言われています。
白ごま、白きくらげ、れんこん、だいこん、ゆりね、豆腐、豆乳、梨、杏仁、はちみつなど。

 

酸味と甘味の組み合わせ

また、「酸味と甘味の組み合わせ」も体を潤すと言われています。
ごはんと梅干し、さつまいものレモン煮、酢の物、酸味と甘味の両方をあわせもつ果物など。

まさに旬を迎えたザクロも
ザクロのしずくの「酸味+甘味」は、私たちの体を乾燥から守ってくれるのです

呼吸器が乾燥していると菌やウイルスも体内に入りやすく
「潤い」を与えてくれる食材を意識しながら、味覚の秋を楽しみましょう。


今回は、旬のいちじく&ぶとうとザクロのしずくで作った甘酸っぱいソースをかけたポークソテーをご紹介いたします。
豚肉にも体内の乾燥を改善する働きが。

さわやかな香りのローズマリーがおいしさを一層引き立ててくれます。

目でも秋を感じる一品、ぜひお試しください。

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