アレンジレシピ
RECIPE

簡単妊活レシピ | 長有里子先生 |

〈 牡蠣のざくろソテー 〉

■材料(2人分)
牡蠣 10個
ピーマン 1個
赤パプリカ 1/6個
薄力粉 適量
ザクロのしずく 大さじ1
塩・こしょう 少々
バター 10g
オリーブ油 小さじ1

  1. 牡蠣は汚れをとるため、片栗粉少々(分量外)を入れた水で洗う。ピーマンと赤パプリカは一口大の乱切りにする。
  2. 牡蠣に薄力粉をまぶす。
  3. バターとオリーブ油を熱したフライパンで牡蠣と野菜を炒め、ザクロのしずくを加えてからめたら、塩・こしょうで味を調える。
ここがポイント!
※バターだけだと焦げやすいので、オリーブ油も加えています。
※ピーマンと赤パプリカ(とくに赤パプリカ)にはビタミンCが豊富に含まれています。
牡蠣を賢く食べるには?

亜鉛はセックスミネラルといわれているくらい生殖に関係する成分です。
亜鉛の働きの中でもとくに大切なのが、新陳代謝を活発にする働き。
亜鉛不足になると細胞分裂が正常に行われなくなります。

一般的には肌荒れや脱毛、味覚の異常、免疫力の低下などが起こりますが、
妊活でいえば受精卵の成育に深くかかわるため、流産や胎児の発育不良などの原因にもなるともいわれています。

そして亜鉛は男性にとっても欠かせません。
不足をすると、精液欠乏症や勃起不全が起こる原因になります。

そんな亜鉛をダントツに多く含む食材が、今が旬の牡蠣です。
牡蠣は期間限定食材。

「R」のつく月、つまり、9月(September)から3月(March)の間しかほとんど食べることができません。ぜひ、この季節は牡蠣を積極的に食べましょう!

ちなみに、亜鉛は体外へ排出されやすい性質があります。
少しでも吸収率を高めるためには以下の方法がおすすめです。

・ビタミンCと一緒にとる
・有機酸と一緒にとる(お酢、トマト、梅干、酸味のある果物、ヨーグルト、ワインなど酸味のあるもの)

みなさん、牡蠣フライを食べるときはレモンを絞りますよね?
亜鉛を多く含むカキにビタミンCを多く含むレモン汁をかけて食べるという組み合わせは、このように実はとても理にかなっているのです。

そして、みなさんが使っていらっしゃる「ザクロのしずく」、
これには有機酸が含まれます。

ということは、牡蠣とザクロのしずくを組み合わせれば、
亜鉛が効率よくとれるというわけです!

今回、味付けはザクロのしずくと塩・こしょうだけで味がきまるお手軽メニューをご紹介します。

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